剣と魔法と邪道プレイ 第111話
- 189 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/15(月) 23:03:36 ID:uZgiKapI
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ヽレ' ,イ⌒{ .′>‐.( ´∀`).ニニ==、: |.: : : : : :. :.| ; ;;:;. ;:: ;:;. ;::../ / ,ィv⌒ ´Y´≠く/´ \ー/、ヾ'...../》 i 「´/ ヽ
i} /,イ´ ア´ ,r.( ) }く ̄ヾ.く` ───'. }// ィ´ ヽ ̄ヽ.....}´ヽ/ ヽ ,へ }/,へ
_,≠'{_.<`'⌒(( 人 Y.__。rっ。 `⌒~´ i/. ∧∧ { ,'へ. ! 「` / _}/へ/`}=- ' }/ヽ./,_
し(__,) (*゚ー゚)
(( ( )
し´J
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│翌々日。 │
│熱意だけ溢れる若造と性根ぬけた元浮民・奴隷ばかりの │
│新築レジスタンスにも、ようやく落ち着いた考えを持つリーダーが入ってきたこと、 .│
│装備の買い出しに行ったメンバーが戦利品を抱えて戻ってきたことで活気があふれ始める。│
└──────────────────────────────────────┘
- 190 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/15(月) 23:11:12 ID:uZgiKapI
- _,.イ!
,ィ<//zァ
ィ≦三三三ニ<_
_,ィ≦三三三三三三三三二ニ=-
,∠三三ヲニミミl三三三三三≦、 | |
-=ニフィ/////////lミミ三三三三三≧、 il |{ /} n /
/////,';7l///,'ハ―-Ⅵミ///≧三三ニ=- _人 ..x≦三/三ミヽ/
|l'////,i/__∨〃 ∨l_∧Ⅵ'//////〈´ ) //⌒  ̄`ヾリ{ っ
||//i//i' rミ`ヽ| ´rミl:ヽl//ハ∨//∧ヽ ⌒Y \リ| Vil}イ っ
|:!/∧'l lソ , ヽ ヒl/,イ//,'リ'////∧,\ }l|/\l| /\ |人 /
|:レ':|/l} ' /// 从//ハ ̄ ̄ _r{l| r=。{il/== |イソイ_
|::::::|i'人 i ヽ //_ノイ//⌒ヾ〉 ⊂ _ ノリヘ} ⌒、_ィ }ill |イ\}lハイ
l/;|′_:ヽ __ イ///´ ⊂ , <´ `ヽレ'´ ∧u rェェュl|l/| \}
}/;ィ|__>=- 〉'二=<.__:|Ⅳ / ---< ∧li}!ーl/} |l \
_x<::/::.::‐z::|:|::::_;ィ=::.::.::.::.`ヽ、 /⌒ / \ `T´ ノ
/, -ィ=‐__--イ__:〉〉__',∨.::::::ヽ::.::.::\ (__.{ | | `> ,ノ::{_, <´ ̄
从/___ノィ´::::::`Y´ ,' ヽ\ ―\::.::.:ヽ `ヽ | u i_ /イ´} | /
,イ :|:::::::::::::| ; ` :\ \::::| \ .しi { / ノ n { /
. ,'::::| |:::::::::::::| ,′ Vi. `ヾ、 .`>-<⌒ ー────一'
i:::: | |:::::::::::::l ,' 从 ィ/::i
┌───────────────────────────────┐
│中でも、空回りしていただけのレジスタンスの中心となって │
│指示するのが彼、私が助けだした三人のうち一人の青年、平賀サイトだ。 │
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|
| ___ ___
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| | .|;:,. /-/-/| /-/-/| .||/__||/||
|==l .| .|;:;:,,.__,.::;.,___,,;;;:.,__〈=llニ〈=〈≡ll二〈_=|_||___|| ||_
| | / 〈三||=〈/〈ニ||=-〈/..|| ||
| | / l^l
|__.,:;|/ | |
| / ∧_∧ | |
| / ‐=. ( ´∀) |_| ∧_∧
|/ ‐= (⌒ 'ヽ\, (ヨ(´∀` )
‐=._(_,⌒)ヽ○○=|二二二二> .`´Y つ
┌───────────────────────────┐
│実力は高くもなく低くもない中堅どころであるが、彼はその若さで. │
│多数の経験を積んでおり、従来のリーダーの座を奪う勢いで │
│メンバーの支持を得ているくらいだ。 │
└───────────────────────────┘
- 191 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/15(月) 23:18:37 ID:uZgiKapI
____
/ \
/ / \ ヽ
| /\ | あーそこ、剣の握りはもっと下の方を持て。
ヽ / ̄\ /
,,.....イ.\ / 蛮族連中は皮膚も硬いし、かするだけじゃ
: | '; \_____ ノ.| ヽ 、 大して傷つかんよ。きちっとダメージを与えるように考えろ。
| \/゙(__)\,| i |
> ヽ. ハ | ||
┌────────────────────────┐
│しかし支持や勢いだけでは、レジスタンスを動かせない。 |
│そこを補うのが次の一人、元騎士のドクオだ。 .│
└────────────────────────┘
‘:, / ̄ ̄ ̄\/r=ミ: : : : : : ://: : : У. : : : : : :丿
‘:, / ヽ): :ヽ : : _:_//=彡´. : : : : : : :/
‘:, | / \ ノ : : : {ィ仝//≫′>: : : : : : i
‘:, | /\ /f/. : : ≫://´: : : : : : : : : : : :
‘:, / ̄`¨¨仆、´ ̄`ΓУ : : >´ : //: : : : : : : : : : : : : :l
‘:, /. : : : : /〃くゝrイ/: : :/. : : : // : : : : : : : : : : : : : :
_ ‘:, ノ: : : : : : : 〉:{{〉厶,j/. : :/. : : : : //: : : : : : : : : : : : : : :′
/ヘ:`‘:,、 /-=ニ二: ̄{ヽ/. : : : ,: 彡: : : : : : ://:´ ̄入: : : : : : : : : ノ
|/∧: :‘:,`<: : : : : :-:―=У()_:>:´: : :ニ=‐: : : ://: : : ://∧: : : : : : : :′
|//∧: :‘:,: : : :二ニ=‐: ´: : \:ミ、: : :´: : : : : : : ://: : : :ノ⌒Vハ: : : : : :/
|///}: : ‘:,: : : : : : : : :/斗イ⌒}7┬=-=ミ__//: : : :/ \、: : :/==、 / //
`´/{: : : :‘:,: : : : : :/〕;i;i;i〕ゝ,≠/|‐-― _,//`ヽ_∧ / `¨¨´ ./ //
〃 \: : :‘:,: : / く;i;i;i;i;i|//f´ `7寸;i/∧ハ } / /-'/
j| ⌒ー‘:, };i;i;i///, / /ソ//;i;i;〉〈 / / //
j「 ‘:,、 _r≧厂/ /´ ////´ ̄ {、 ‘, / //
l| /ヘソ、/_ゝ'/ //∧/| /ヽ` ‘, / ̄'/
|| ,ィ=、Y ,y/__/穀〕 ̄`yイ /i 卍!、/ } ' / //
_ _||┌=.__斥¬yリ≦三三三三≧xメくr辷フ}′ ∨ ‘, /-'/
rf、Y゚ヾv /\勹У≦三三三≧、=三三≧、]_ノ〈 ∨ ∧. / //
ヽyペ/゙'/ //〉У⌒ \` {‐┘^ヽ=三三斗炙} _ V j| ,、/ //
. /〈/〈// ///イ辷r‐-、 ヽ ! ''´ ̄ \=三 } {{(_r='┐ Y_/!≦\>、/
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│元々 ハインラト王国かどこかに属していたらしい彼は │
│正規軍に所属した経験を活かし、レジスタンスらに軍に近い調練を施している。 │
│熟練した騎士のそれでは無いため教えも万全ではないが、 │
│素人が齧るよりも練度は確実に上昇していくだろう。 │
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- 192 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/15(月) 23:29:14 ID:gGLz7C4U
- ドクオも何かあって蛮族領土に逃げ込んだのかしら
- 193 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/15(月) 23:30:13 ID:uZgiKapI
,..r,
γ/´
,' ,'
{ { , -───- 、
ヾ、 /´ `丶、
ヾミ'" 丶、
/ 、 、 、ヽ
,' ,' ,'ヽ ',ヽ.';、 ヽ ヘ , 、
.i i. i_! ヽ ', ヽ',ヽ__ ヾ、ヘ. / }
.| i .Π ̄N ̄`ヽト、'´~',「ヽ,、, ',ヽ', / ,'
! ', 、 ',', j ┃' '┃ 「`, ', ソ /
', ', '、. ヾ、!'. ┃ ┃ {. ,', , レ′/
',,i、'、 ヽ. ヘ〃 〃V.},i .} /
ヘ!ヽヘ 、 ヽヘ ___ ,.く.j,'|/ /
ヽヽ.ヽ.ヽヘ、. ヽ、 /,.r'^ヽヽ' /
``>、ミ`、',``ーr‐'"´! .i i .iイ
/:::::::::::::::',__i::::::::ノ i i ソ
7ヽ``ヾ、:::'; : ;':::/ 、, ´
〃 、 , ``.}: :「´ .',
.〃 i ,r┴┴┐ .',
┌────────────────────────────────┐
│で、最後に三人目。めでぃこ、人間の女性だ。 │
│直接の戦闘技能はないようだがセージ3レベル、知識面の不足分を補おうと. │
│実力よりも技能面で見抜いて 檻の中から引っ連れてきた人材だ。 .│
└────────────────────────────────┘
〃⌒ ρ
{{ _.. -―- .._ _ ρ
〉'´ `ヽ/ {
/, / / | l、 ヽ、 \
Cー // l | l | \ ヽ. ヽ、 _>
〃l l 工_ヽ、| ,二、 l| |\く´
Cー ..{{ {{ {:::) {(:::jハリ |l \_
! 从ゝ~´ `¨´ム} 八
乂乂>、 (´) イ ノ/」{_ zz
/∧ }「フ7フ^ヽ./  ̄ ¨ ¬ァァ |\
く、 ′〉 /7/≠⌒}\ 〃 | \__|\
/`ァんん'/´ ̄/ \\ 《 / | \
// /{Oー∠ニ、 ∧ \\ \ / ゝ
. _r≠ニ/ /oノー/ く ′} ` ー-===┘ i '" \ ⌒ヽ
// / /<_/ . イ `7´ / ̄"`;、___,、 :::::: ノ i
〃/フ′_j_ / ∠|i | /{ i γ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノヽ
xく 〉ヘ.{ /´ イ⌒j|i | ' l  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┌──────────────────────────────────────┐
│なまじ、わけあって急ぎ足で探した三人目なので、3レベルと人材としては微妙だし │
│もうちょい探せば良い人材があったかもしれないが、後悔後に立たず。あれ、先だったか?..│
│まあいいさ、それ以外にも医学の心得が若干あるようだったのは拾い物だ。 .│
│流石に魔物知識判定の審美眼じゃ非戦闘的な一般技能までは見抜けないんだし。 │
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- 194 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/15(月) 23:36:11 ID:uZgiKapI
/ ̄ヽ-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、´ ̄ヽ
. ヽ__/:::::::::::::::::::::::::::::::::\ノ
//::::::::::::::::::::::::::::::::::::、:::ヽ
〃::从::从::从::从::从:l::|:::|
レ!小l( ー) (ー).从:::|;::|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃:::|ノ/
. ヾソ 、 ゝ._) j:://
レヾヘ,、 __, イシ丿
,::ヽ::::::::ー|:ヽy/::1ー::ヽ、
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|:::::::/= ̄:::::::::::::::::::r:::::::i
|~ {:::::::::::::::::::::::::::::::::y~|~
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│レベルが低くても、知識を蓄えているのは間違いないし │
│受動的にしか知識を活用できない私と違い、彼女の学者技能は │
│蛮族が使えずに見逃した、魔境内の魔動機械や掘り出し物の発見・活用に大いに役立ってくれるだろう。 │
└────────────────────────────────────────────┘
l /
′/
/ ̄ヽ-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、´ ̄ヽ
ヽ__/:::::::::::::::::::::::::::::::::\ノ
//::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ
〃::从::从::从::从::从:l::|::: i|
レ!小l( ●) ( ●)从:::|;::i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃:::|ノ/
ヽ、 ゝ._) j:://
ヘ,、 __, イシ丿
,::ヽ::::::::ー|:ヽy/::1ー::ヽ、
/:::::V:::_==:::::::::::::/::1
|:::::::/= ̄:::::::::::::::::::r:::::::i
/ rー'ゝ::::::::::::::::::::::::::::y~|~
( | ノヾ ,>::::::::::::::::::::::::::} |
┌─────────────────────────────────┐
│もっとも、今回の人材集めでは魔法技能の補填が出来なかったのは残念だが │
│荒事の絶えない蛮族領内に ふらりと訪れるような魔術師なんて、それこそ │
│私みたいな変わり者くらいしかいないか、普通。 │
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- 195 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/15(月) 23:37:00 ID:vYjuZCWg
- め、メイさんスルーしたのか
- 196 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/15(月) 23:38:20 ID:GEQslKsk
- >>195
まぁ、しゃーない
使い魔MPタンクがあればあと一人ぐらいやれたかもしれんが
- 197 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/15(月) 23:39:51 ID:uZgiKapI
_
. /⌒ヽ_,..-‐=7==:::....、〃:::::::';ヽ
/:⌒ヽ/;. '" ̄゛` :;:::::::レ=x:::}::ハ
ム:::::::〃/ ,. -―- ., `ヽ{:::::::::::氷::::.
{:::::::::::l/ '",. -―- ., `ヽ ::::::::::::::}::ヽ!
::=彡{/ ,. ≧=- .,_ `ヽ ヾ、::_ノ:::::::l
ゝ::厶.ィ  ̄ヽ::lヘ{  ̄゛r-弌}:\:::::::::ノ
ハ::::} ◯ ヾ ◯ |:::::|)从:{`¨´
/:::|:::j 〟 __ 〟|:::::|;ハ::∧
. /:::::从>...,_ 'ー` 。|:::::! V::ヘ、 ) ) )
〃::::ハ:{、::| へ.二 ソ ソハリ ∨::::ヘ、
.:::::::::’ ,>ヘ、ノ'≦≧\ ス V::::::::::ヽ トテテテ...
/:::::::::::i ( _/ ,j `¨¨´ {`ヾ. _) '::::::::::::::::. , '⌒ヽ , '⌒ヽ , '⌒ヽ
{{::::::::::::{ く”` ー-‐ '”゙`> j::::::::}::::::} ー l ー l ー l
ヽ、_ ノ ヽ、_ ノ ヽ、_ ノ
┌──────────────────────────────┐
│特に、人族の神官は大半が“第一の剣”ルミエルを信仰するもの、 ...│
│蛮族の多くは“第二の剣”イグニスの信奉者であり 敵対する神官など. .│
│自らの信仰を神へと向けて証明してするには格好の標的である。 │
│ │
│そのへんの戦士と違って、長らく生かされるは滅多にありえないだろう。. │
└──────────────────────────────┘
- 198 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/15(月) 23:44:40 ID:uZgiKapI
┌────────────────────────────┐
│だから例え、やむを得ない事情も無しに │
│あのまま探し続けたところで 魔法技能持ちが見つかることなんて ..|
│滅多になかっただろうと、華扇は考える。 │
└────────────────────────────┘
_ _ _
//!:.ヾヽ-''" ̄ ̄ ` "" ''' 、´r‐-、 ヽ
//:::。::: }.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ‐_' i
lOn::::::::: ノ/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:'、:Viフ
ゝ _ _ ノ//.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.ノ
`、- 一 /.:/.:/.:.:.://.:/l.:l.:.:l.:.:.:l、.:.:.:ヽ.:ヽヘ
l.:.:.:.:.:l l ! l! /77ヽ| | /! ハll l !! ! !
い.:.:.:.:.:.::|: :/イ_,ハ`ヾj: :/f_}^Yi: : :i.:\}
i ..:.:.:.:.:.:.:イ 弐:::ノ ノイ じ メハ: : |.:.:.:V
ゝ.:.:.:.:.::│⊂ ⊃ 丶 ⊂⊃卜、} クロースアーマー
. ヽ八 ハト _, 八/}ノ }ノ 〈布鎧〉 はきちんと身に着けましたか? f´ ̄ ̄ ̄ ヽ
ヾ│ `. ^^/ | うん。
, -┴- 、 {` ̄ ¨´ ヽ___乂_
/ }x‘マv- 、 ベルトにナイフは。
ノ ,バ:.ヽ`\} 渡したポーションもきっちり縛り付けてますね? f´ ̄ ̄ ̄ ヽ
/ }: : :` ー=冬 | うん。
. / / . .. `ヽ ヽ___乂_
/ ∧___/ : :.:/:. }ヽ
/ ∧: : . i: :/:_:_:_. ノ }
/ / /}.: _r─- '′ r<:/. イ
┌────────────────────────────────────────┐
│そう、仕方なかったことだ。 │
│別にサイトに頼まれたからではなく、とりあえず早急に人材の確保をと │
│時間を優先して妥協したついでに、この少女を一緒に運んでやるくらいは別にいいではないか。 |
└────────────────────────────────────────┘
- 199 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/15(月) 23:44:49 ID:GEQslKsk
- ん? い、生きてる?
- 200 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/15(月) 23:45:28 ID:GEQslKsk
- アウェイクンポーションは高レベルでも忘れるからなぁ
- 201 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/15(月) 23:48:52 ID:gGLz7C4U
- なんだかんだ言って甘い華扇ちゃんが好き
- 202 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/15(月) 23:50:52 ID:uZgiKapI
┌──────────────────────┐
│とはいえ、まあ言い訳だというのはわかっているが。. │
│単に情にほだされて助けたというのは理解している。.│
└──────────────────────┘
_ ___
/ ̄>' ::´:;`:´:: :: :: ::`::.ヽrァ'´ ̄`ヽ
/ /:: :: :: ;: :: :: :: :: ::ヽ;: ::「i i
\/:: :: :: :: / :: :: :: :: :: :: ヽ::乂. i
/:: :: :: :::イ:; ::; :: :; :: :: :: ::.l::V \____ ノ
|:: :: :: :/ |:ll:::; :: ::; :: ::; :: ::l:: :: :: :: ::l
|イ:|::,::メ |l l::lヽ:: |:: :: ;: :: l:: :: :: :: ::l
l:|::l:リ | ヽl-‐::ト:: :; :: l:: :: :: :: :/
ヾl:l イ;メ _ ヽl: /‐-、:: ::/
|7 `, lj:クヽl:/ l:/
|:ヽ rュ 〃o イ'
|:: l_ヽ丶 _ イ / l そう。じゃあ、事前に準備してあげますから
レ ' `‐ <lヽ /: : :/` ヽ それが終われば 外に見回りに行きます。
/ ヽ ヽll※ /: : : : : :`ヽ
/ /ヽ, , l、 ヽ l :: : : : : : : : , ': :ヽ その際、程よい相手を私が見定めますから
/ /:l: '/ / / ヽ | |: : : : : :.:.:;:': : : : :ヽ 指定した相手に攻撃するように。
/ //:ゝ/メ ゞ': : : : : ※;':.:. : : /ヽ
/ /':.: : : : : : : .... : : : : : : : :.:.l:.:. / ',/
/ /l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.::.:.lイ ',
/ l/ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : ..l.', ',
┌────────────────────────────────────────┐
│一昨日、このヴァルキリーの少女――メイという名を持つらしい女の子を │
│仕方なく助けてあげたついでに、近場の檻を見繕って 先ほど紹介した めでぃこ を連れ去った。 │
│それさえなければもうちょい良い人材も見つけられたかもしれないなんて、何度思ったか。 │
└────────────────────────────────────────┘
, -:; ≦´  ̄ ` 、::≧:、 _
/:::::::::/ --= ―-、 γ::::::::::::::ヽ
/:::::::::l'´,. -― -= 、 ヽi:::::::::::::::::::::::.
ム:::::::/_,. _ _ ヽ、::::::::::::::::::::ハ
マ::::tニ-‐ ーヾ::‐::i- -、/:ハ::::::::::::::::::::リ
ゞ-::::| \ ヾ'ヾ / i::::::ゞ、::::::::::/
ム:/ / 、_,.、_,. \ j:::::::l:/l:::`:i はーい
/:!,ゝ, _ 乂 丿 __ j从シ! l:::::ハ
/::::::iヽ;!ヾ ̄ミ!_ _/彡 ̄ヽ V::::::ヽ
/::::::::; / i´ ` ´ ./ メ ヾ:::::::.
ハ:::::::/ ム ─γ─ ' / .i マ:::::ハ
{:::;:::::i ゝ ┴ ^ ┴-= '、 ._i }:::::リ
ヾゞ::乂 /ニニ/ニニニ,'.ニニ〉,コ ノ:::::/
`` 一/ニニ/ニニニ/ニヲ=ゝ.ノ 彡_::シ
赱_爻ニ:乂ー- - '
┌──────────────────────────┐
│それで損をしたのは間違いない。 │
│だが幸いなことに、この少女は助けてあげた私に .│
│「懐いて」くれているようだし、 将来的に一つ試したかったことを.│
│試験的にこの少女を用いて実行することにする。 │
└──────────────────────────┘
- 203 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/15(月) 23:59:08 ID:uZgiKapI
/ ̄ヽ-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、´ ̄ヽ
ヽ__/:::::::::::::::::::::::::::::::::\ノ
//::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ
〃::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::|::: i|
レ!::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|;::i| じゃ、行きますよ。
レ ::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ノ
从::::::::::::::::::::::j:从 -_-. 、 外では変なのに絡まれても
从::从::从:从 `i 丶 落ち着いて私の傍から離れないように。
,::ヽ::::::::ー|::::::::::::1ー::ヽ、 _ ,ノ ) )
/:::::V:::::::::::::::::::::::::::::/::1.. .- ---´, ´
|:::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::r::::--==''''' "´
┌─────────────────────────────────┐
│試したかったこと、それは言ってしまえば「レベリング」だ。 │
│私のような例外を除いて、一般人にはレベルも経験点も概念がないこの世界で │
│戦闘技能を持たない少女に ゴブリンを50匹叩かせてみればどうなるか。 ...│
└─────────────────────────────────┘
r"γ''""´ ̄` γ⌒ヽ
,i i / 二二二 ヽi、 i
ィ | ゝ´,-====-、`、 ゝ __ノ
i| |,ィ´r'´!'iノ `ヽノ| l i. ヽヽ
|| | ´ メイ● ● il | ,l ヽ \
/[ ] 1.l⊃ 、_,、_, ⊂| j,i \ヽ
l /⌒ヽ_ !j ゝ._) jノ/⌒i l | ) ) )
i \ /:::::ヾ >,、 __, イァ/ / | i |
.レソ \:::::/ ヾ:|`´/::{ヘ、__∧. |/ソ
`i:| ヾ∨:::/ヾ:::彡'
┌──────────────────────────────────┐
│ファイター技能1レベルを得るのに1000点の経験点が必要だが、 │
│私以外の人間がそれを行ったところで本当に得られるのか。 │
│Lv2の蛮族、ゴブリンを1匹倒すごとに20点、それを50匹倒せば │
│数値上は足りるんだが、まず恐らくそうならないだろうと私は経験上考えている。 |
└──────────────────────────────────┘
- 204 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:01:53 ID:/OzxvvDw
- ゴブリンを1万匹倒せばゴブリンすレイヤーを名乗れるぞ!
- 205 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:02:42 ID:.84Dp1P2
- ゴブリンはどこだ
- 206 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/16(火) 00:04:34 ID:4q4AhJvg
- ┌────────────────────────────────┐
│その考察は、過去に以前 “白き翼”――あのネギ少年のパーティで活動中に.│
│何度も高レベル多部位の魔物を倒しておきながらも、その他 メンバーには. |
│レベルの上昇があまり見られなかったことから由来している。 │
└────────────────────────────────┘
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ | || || || || || || || || || | i_―_i i_―_i
二二二二 二二二二 二二二二 | ||==||==|| ||==||==|| ||==||==|| | |(○)|======|(○)|
I/l⌒l\I I/l⌒l\I I/l⌒l\I | || || || || || || || || || | |(○)| |(○)|
|==|==|==| |==|==|==| |==|==|==| | || || || || || || || || || | |(●)|======|(●)|
| | | | | | | | | | | | | |二二二| |二二二| |二二二| | l[―]l l[―]l
|_|_|_| |_|_|_| |_|_|_| |___________________________|
 ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ |ニ二二二二二|二二二二二|二二二二二|
三三三三三三三三三三三三三三三三三≧ | |l二l || l二l| | |
|| | |l二l |l| l二l| | ||.._,.-,.-======-、-、 | |l二l || l二l| | |
====||======| |l二l |l| l二l| |===.._,.-"三Y `‐-‐'" Y三‐-、_二l || l二l| | |
|| | |l二l |l| l二l| |. /三三三 ●) : (● 三三三\. || l二l| | |
|| | |l二l |l| l二l| |.  ̄ _∧ : : : ∧_  ̄.|| l二l| | ..._,.-,.-======-、-、
|| | |l二l |l| l二l| | ||./┐Y ・ : ・ Y:┌|...二|三三三三三|.._,.-"三Y `‐-‐'" Y三‐-、_
__||___| |l二l |l| l二l| |___||.! .|::l 、_ : _, l:::| !.ニニニニニニニニ..../三三三 ●) : (● 三三三\
二二二二二=l|三三三三三|l=二二 |┘:|===[三]==:|:└|  ̄ _∧ : : : ∧_  ̄
ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ.(_J:〈 ̄ ̄ ̄〉:し_)  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄. ./┐Y ・ : ・ Y:┌| ゴブッ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /―、/ \,.―\ ! .|::l 、_ : _, l:::| !
/ _,./ \., i, .|┘:|===[三]==:|:└|
 ̄  ̄ (_J:〈 ̄ ̄ ̄〉:し_)
/―、/ \,.―\
/ _,./ \., i,
 ̄  ̄
┌───────────────────────────────────┐
│ヒドラや複数の動物・幻獣も倒したし、通常の計算なら │
│(ゲーム的な処理である)依頼達成時のボーナス経験点が無いものとしても、 .│
│レベルが上がるのには十分足りておかしくない量が入ってるにも関わらず .│
│そういった素振りが見られないのは、やはりゲームとは別の仕組みがあるのだろう。.│
└───────────────────────────────────┘
- 207 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:05:50 ID:/OzxvvDw
- それは華扇ちゃんが倒してるからかな?
やはりバフデバフしながら殴り殺させるのがよさげか
- 208 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/16(火) 00:10:33 ID:4q4AhJvg
/ ̄ヽ-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、´ ̄ヽ
ヽ__/:::::::::::::::::::::::::::::::::\ノ
//::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ
〃::从::从::从::从::从:l::|::: i|
レ!小l( ー) (ー)从:::|;::i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃:/~| 丁度良いところに いますね。
ヽ、 ゝ._) / /
ヘ,、 __, イ~\ ~\ .多分問題ないとは思いますけど、同時は
r:::ヽヽ:ー|:ヽy/:::::::::1ーヽ、\ 流石に怖いでしょうから、片方は惹きつけてあげましょう。
{::::::::V:::_==:::::::::::::/,1 \
|ノ''= ̄::::::::::::::::::: r" /____) 左右 どちらに当たりますか?
::::::::::::::::::::::::::::::::`/
┌────────────────────────────────┐
│あるいは、戦闘回数だとか直接 相手にした時とか │
│そういう ノルマみたいなのが関わってるのかもしれないし、 │
│もっと単純に現実的な意味での「経験」を積まなきゃダメなのかもしれないし。.│
└────────────────────────────────┘
/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.',:.:.:\
>-=/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.:.:.:.:',
/:.:.:.:..;':.:.:.:.:.:ー-:.:.、:.:.:!:.:./:.:.:.',.、
/:.:.:.:.:.:.:.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〈:.:.':.:.:.:.:.:}:.ヽ
,:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:..:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:.ヽ.:.:.:;'-=:.、
{:.:.:.:.:.:.:/:.:.:';.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:´:.:.:.:.:.:.:.∨ }
';.:.:.:.:.:{:.:.:.:.:.',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/-- ― |
>-=r'' i ̄ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:/____ ',
>.:.:.:i~`ヽ__{__,,...>===- <:.:.:./\ \
>.:´:.:.:.:.:.:.} ヽ:.:..:.:.:/:.:.:.:/r''/:.:.:.:i,.ィi! `:.==--’ ……ひ、ひだりが いいです。
/:.:.:.:.:.:.:> ´ヽ. r='/:.:.:.:.:// ,:.:.:.:.:.|沙 彡イ
/:.:.:.:.:.:./ィ´ ̄r-≧=彡./:.:.:.:.:.i ゝ{:.:.:.:.:.:|' ' ' 〉
/:.:.:.:.:.:./., / '⌒¨´ ,::.:.:.:i:.:.{ー-、!ィ:.:.:.:.',.イ
/:.:.:.:..:./ ., / {:.:.:.:.乂:.:、__ `ヽ:.:.\
,.:.:.:.:.:.:..:.:/ i/ ';.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.:ー --.==ミ、
ノ:.:.:.:.:.:.:.:/ / =- ヽ:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`:.<
/:.:.:.:.:.:.:.:.::' , __,,.. > 、:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:/ : `'' ー=ミ:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.、:.:.:.:.:.\
┌───────────────────────────────┐
│何にせよ、華扇がこの世界の一般的な人間と │
│異なる成長をするというのは、自分一人で完結するならまだ良いが、 │
│他人に教えるにあたっては 途中経過をすっ飛ばしてしまう欠点でもある。 │
└───────────────────────────────┘
- 209 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:15:49 ID:/OzxvvDw
- ブレスやら色々とガッツリかけておこうぜー
- 210 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/16(火) 00:18:20 ID:4q4AhJvg
/ ̄ヽ-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、´ ̄ヽ
ヽ__/:::::::::::::::::::::::::::::::::\ノ
//::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ
〃::从::从::从::从::从:l::|::: i|
レ!小l( ●) (●)从:::|;::i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃:::|ノ/ OK、じゃあ右は落とすわね。
ヽ、 ゝ._) j::// こっちに気づいてるわよ、
_,, ___〟-ヘ,、 __, イ__シ丿 先を取られる前に行ってきなさい。
/ ',{ 〈乂〉 i `ヽ
_,. <ヽ 、,,ノ 〃iヾ ヽ }
, ´ ヾゞ、_,,ノ|:: .:::::::::ーl‐..:.:.:::::.::j / 【スリープ】、と……
丶 ヾ´ !、 :..:::::.::...:ノ::.:::::::: :ノ,ノ あと【プロテクションⅡ】もか。
\ 、 l ‐l- ..:.: ::,´ーァ
\ `、 j l :::/ /
ヽ \ ノ、__;;:/ヽ_.:/ l
! /イシノハYレハヾヒ{、 |
,h / ,′ ! l !
┌──────────────────────────────────────────┐
│そういった経験の実感が掴めないから、 │
│他人に教えることも出来ない。なので 華扇が他人を強くする場合、 │
│どうしたらいいのだろうかと考えた末、こうやって魔法でバフやデバフをかける補助にまわり、 │
│経験自体は 適当な相手をぶつけ当人に積ませる「パワーレベリング」方式を試してみようと考えた。. |
└──────────────────────────────────────────┘
/ ̄ヽ-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、´ ̄ヽ
ヽ__/:::::::::::::::::::::::::::::::::\ノ
//::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ
〃::从::从::从::从::从:l::|::: i| 【ヘイスト】は後回しの、
|i | | ( ●) (●从!」 │ 時間拡大【ミストハイド】に【ブラントウェポン】、
|i`从⊂⊃ 、_,、_, ⊂iヽ」 ─+─ ちょっと怪我負ってるし【アース・ヒール】と……
ヽi从 ヽ_/ /ノil |
レヘ, 、 __, イ \ /
ノゝヽ、_ノヽ. γ⊃ ×
iヽ ヽ \ハ//ヽ (_ノ ./ \
| |' ゚| | / ノ
┌───────────────────────────────────┐
│拾った少女、メイは戦闘の素人であるが、 │
│華扇が魔法の補助を積み重なれば、まあ新人冒険者くらいの能力にはなるし │
│ゴブリンくらいなら相手になるだろう。それ以上となると、補助の限度に限りがあるし │
│流石に厳しいものがあるけれど…… │
└───────────────────────────────────┘
- 211 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/16(火) 00:24:49 ID:4q4AhJvg
- /:.:.:.:.:.`゙> ´ ̄ ` <:.:.`ヽ /:.:.:.:.:.:`ヽ
/:.:.:.:.:.:.:.;ィ" - ― - 、 \:.:.:∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:';.:.,
,:.:.:.:.:.:.:.:.〃 >--- < ヽ ヽ.;.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:., ,ィ
|:.:.:.:.:.:.:./ ´ __ ` 、\ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.:.', ,i'}′
';.:ー:./ ,.ィ",.ニミ:.:.:`゙tミ 、 _ i:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:ノヽ:.! ,i'./
';.:.:.‘イ:.:|《 ん!ヽ:.ト、{ ィ=ミ、r=、}:.:.:.:.:.:.r- 、:´:.:.:.; / ./
ヽ/:|:.:.i! ヒソ ん} 》:.:.:.{!:.:.:./⌒ヽ ∨:./ / /
./:.:.:/:.:.:, ' ゞ'' |:.:.:.:.:',:.rゝ r- ` ∨ / . / ,〟
,.:.:.:.:.:.:/|:.:.:ハ __ |:.:.:.:.:.:',:.ヽ厂` i / / レ'./
/:.:.:.:.:.:/ |:.:.:.:.:ヽ ´ ` ..ィ |:.:.:入:.:',:〈⌒ ',::.、 〃 / ./
,:.:.:.:.:.:.:, ';.:.:.ハ:.| >-r-< {-r''´ ̄ `ヽ ‘''ヘ ',ィ!::...、 i!,! ./ ./
{:.:.:.:.:.:.:{ ヾ! , - r j .// ヽ ヽ // ヽ:::::`:..< / .! / . /
';.:.:.:.:.:.:, / {{ ' ,.ィく `ー iー{ ∨/ヽ:::::::::::::`:.< ../ .,! / /
';.:.:.:.:.:.:,. i /ヾ=彡´ ` 、 ーt、 }ー- 彡', \:::::::::::::::::.ヽ 、 / |./ /
ヽ:.:.:.:.:.:..、 / ; \ | >x、 i!. ',. \:::::::::::::::::. /l ./ ./
\:.:.:.:.:ー/ ノ i | >x{、 .ハ ヽ:::::::::::::::/ .'" ,ゞ
` ー:{ 、 イ } ! `ヽー '' } ';:::::::::./ ./
ゝ:.. ' ` ' :{:.、 ー ' }:::::/ ., 'i /
/ } _ ニミ、 ,八:.:ヽ ,:::./ / !.._,.-,.-======-、-、
,: ', / -―== ミ ヽ:.:} /.,/ ./. _,.-"三Y `‐-‐'" Y三‐-、_
/ ,/.../三三三 >) : (< 三三三\
/ . /  ̄ _∧ : : : ∧_  ̄
,r゙,/゛ ./┐Y ・ : ・ Y:┌| ギャー
,rソ゛ ! .|::l 、_ : _, l:::| !
,iソ゛ |┘:|===[三]==:|:└|
/ (_J:〈 ̄ ̄ ̄〉:し_)
/―、/ \,.―\
┌───────────────────────────┐
│経験点や成長の仕組みは与り知れないところであっても、 │
│戦闘に関してなら華扇の分野だ、素人の彼女でもゴブリンには. |
│あれだけ補助をかければ勝てるのは当然分かっていたことだ。. │
└───────────────────────────┘
- 212 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:25:21 ID:/OzxvvDw
- おーやりおった
- 213 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/16(火) 00:33:20 ID:4q4AhJvg
_
γ; : : :ヽ _
.: .i : : : : }x: : : :二: .x: : : : : ヽ
.: オ: : : : :!:/ __ ヾマ,: : :',
{::人: : : :リ/ __ `ヽ}, : : : :.
八: : : :.フ{ / ___`ヽY: : : :}
ー‐7Y^!:Yィハ ̄リ,z、`ヽ}ー‐7
/:∧j: i ヒソ セリ ':i:ト- '
/:/ i: :!;#;; __' ;:,u/: !:.,
/: , {从j`ix. 'ー`。イ: ∧:., フー、フー‥
. /: ., r‐‐-、i i ノ乂! i::.,.'ミ_'⌒)
/: ., i ゞ __ヽx=〃r. ":∵ ::´: :. .; .;: :∴:
/: :., ! /  ̄_\.:':´.;∴.;..``:;": :´; `"∴;":
. /: :., ! |! ...{==(ニ)= }..ト 、-': .; "∵: .;": ::″: ; .;".;"
.: : :.i ! i‘, ::::..ー--‐.:::ノ i::} .;".;":: :.;".; ` ;..``:.;`; :∵`;
: : : :.| i j , ;;# !‐┴'─ 、.; "∵;": ::″.;":: :.;".;∴":・.;
┌───────────────────────┐
│どうせなら 補助が切れる前にそのまま連戦を、と ...│
│言ってやりたいが、しかし彼女は息切れを起こしており. │
│ここで言い出すには流石に 酷すぎるだろう。 .│
└───────────────────────┘
/ ̄ヽ-‐ '´ ̄ ̄`ヽ、´ ̄ヽ
ヽ__/:::::::::::::::::::::::::::::::::\ノ
//::::::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ
〃::从::从::从::从::从:l::|::: i|
レ!小l( ●) (●)从:::|;::i|
レ⊂⊃ 、_,、_, ⊂⊃:::|ノ/ ご苦労様。
ヽ、 ∩ノ ⊃ j:://
/ _ノ イシ丿 ……もう1体はこちらで仕留めようか、 ギェー>
,::::/ /|ヽy/::1ー::ヽ、 【エネルギー・ボルト】と。
┌─────────────────────────────────┐
│初陣だし、慣れない戦闘を行えば疲れるのも仕方ないし、 │
│血の臭いを浴びたのは精神にも こみ上げるかな。 │
│私の場合、蛮族も所詮 魔物だと思えば どうということはなかったのだけども。 |
└─────────────────────────────────┘
- 214 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:34:32 ID:/OzxvvDw
- >連戦
疲労という概念がPCにはないからな
アースヒールすれば問題ないかもしれん
- 215 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/16(火) 00:41:36 ID:4q4AhJvg
/ ̄ヽ-‐ '´ ̄ ̄`ヽx´ ̄ヽ
ヽ__/:::::::::::::::::::::::::::::ゝ ノ
//::::::::::::::::::::::::::::::::、::::ヽ
〃::从-从::从-从::从::|:: i|
レ!イ(=) (= )从::::::|;::i| 初戦にしては、怪我も少なく
リ 、_,、_, ⊂⊃::::::|ノ ノ よく頑張れましたね。
ヽ、 ゝ._) j;:::::::/ --‐'″ノ
ヘ,、 __, イWW --‐'″ 早いですが、初日はこれで終わりです。
,::ヽ::::::::ー|:ヽy/::1ーヽ、 気をつけて隠れ家まで戻りましょう。
/:::::V:::/:::::::::::::r::::::::::1
┌────────────────────────────┐
│彼女は私にとって実験体みたいなものだが、 │
│一応人間なんだしタブーに触れる以上は過酷に扱うわけにもない。 │
│奴隷制なんて 今のラクシアでは基本許されてないし。 .│
└────────────────────────────┘
____ _
_ ..:::´-――<::`Y:/´::::::\
/´::::::У _, -―==ミ 刈:/⌒Ⅵ
/'⌒::::// `?瞼::::::::::::冰
( ( {L_::::r〃 ,.....-=ヰ⌒ヽ. 扶=-:::´:jリ
八:::::::|.{{ /⌒、::::::::|.笊ハ Νj込;::_彡′
\ノ/'フ/ 笊_ \ド弋:り |:::|hY`Y〈
/⌒lトハ弋:り |:::|りj V::.
/ 7_j | |:::、 _ |:::|::/ ∨::.
コクッ /|し┘ノ |::::ト ‘┘ 厶::/ ∨:::、
/:::::j У |::::| [`≫ォ-< ∥}/ ̄〉 ∨:::\
/:::::::::/ / 从:|⌒: :7} |トケ:⌒\ ∨::::::\
..:::::::::::::; / /: : : ;≫-扎_彡':/: : : : : :`, \::::::::\
/:::::::::::: / '/ : : : /´ `ー―≪: : : : : : : | \:::::::::::..
/:::::::::::// /: : : : : / \i : : : : | ∨:::::::::::.、
┌──────────────────────────────┐
│仮試験的なこの特別訓練が成功すればいいが、 │
│そうでなければもっと別の手段を取る必要がある。 │
│人族救済に忙しいレジスタンスのメンバーを、単なる私の実験に │
│付き合わせると迷惑だし、借りることも出来なかったが │
│この少女は都合の良い実験体だ。飽きるまで付き合ってもらおうと思う。.│
└──────────────────────────────┘
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- 216 : ◆iWAc./ZK.6 : 2014/09/16(火) 00:43:17 ID:4q4AhJvg
- 今夜ここまで
異世界(転生)チートといえば奴隷少女ですよね、使い方が違うけど
- 217 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:44:09 ID:/OzxvvDw
- 乙ぱい
奴隷少女www
- 218 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:46:55 ID:XYNBSNDM
- 乙
異世界 転生 チート 奴隷 ハーレム はテンプレ
- 219 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:51:20 ID:lLaLLWOU
- 乙
奴隷少女には大剣を装備させよう
- 220 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:55:00 ID:KftF5ALM
- 乙でした。
メイちゃんかわゆす。……お姉ちゃんはサツキかな?
- 221 : 小さな名無しさん@この板は300レスまで : 2014/09/16(火) 00:56:13 ID:2mH72Bms
- 乙でした
まあなろう小説系に似てるなあとは思ってましたw
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